母子同室って赤ちゃんとずっと一緒にいれるんだよね?
嬉しい気がするけど、大変なことや辛いと感じることもあるはず…実際はどんな感じなのか良い点や悪い点を知っておきたいな!
産院を選ぶ時に母子同室にするか、母子別室にするか迷うママも多いのでは?
そもそも母子同室はどんなイメージを持ってます?
「待ちに待った赤ちゃんと一緒にいられるの楽しみ!」
「部屋でのんびり赤ちゃんと寝たい時に寝られるんでしょ?幸せだね♪」
「赤ちゃんが泣き止まなかったら、どうするの?少し不安」
などなど…、母子同室のイメージはママの性格によって違います…
そうなんです!
ママの性格によって、実際に母子同室で過ごしてみると感じ方は全く違うものに!!
今回は私が「母子同室」の入院生活で感じた、率直な感想を書いていきます。
それを見ていただいて、皆さんの性格や普段の過ごし方と照らし合わせて…
自分に母子同室が向いているか・向いていないかを想像してみてください!
この記事でわかること!
- 母子同室のメリット・デメリット
- 母子同室を避けたほうが良さそうな人の特徴
- 母子同室でもやっていける人の特徴
- 母子同室での過ごし方
「母子同室」という響きにちょっと憧れをもって出産に望みましたが…
私は見事に撃沈しました。
赤ちゃんとハッピータイムを過ごせると思っていた、入院生活がこんなにもしんどいとは…。
現在3歳の男の子を育てている、まんまです。
- 探究人間です。イイモノ・使いやすいものを見つけるのが得意です。
- もっとリラックスした気分で母子同室に望んでいれば、幸せな気持ちで過ごせたのかも…と思います。
よろしくおねがいします♪
母子同室ってどんな感じ?
母子同室の感想は「疲れた・しんどい」です。
当然、感じ方には個人差があります。
「母子同室最高!!!ハッピー」
と感じているママがたくさんいるのも事実です。
けどハッピーなイメージだけでを持って、母子同室を決めると大変かもしれません。
母子同室のメリット・デメリットを知るのと知らないとでは、入院生活の感じ方が違うものになると思いますよ!
母子同室と母子別室の違い
まずは簡単に「母子同室」と「母子別室」の違いについて。
母子同室
出産後から、基本的に24時間赤ちゃんと同じ部屋で入院生活を送ること。
(病院によって「日中だけ母子同室」などと異なることがあります。)
赤ちゃんのお世話をほとんど自分でするというイメージです。
もちろん、近くに助産師さんや先生がいるので、困った時など何かあれば助けてくれるし、相談にも乗ってくれます。
母子別室
赤ちゃんは「新生児室」で過ごします。
授乳やおむつ替えの時間になると、ママが新生児室に行きお世話をするので、入院生活の中で赤ちゃんといる時間は少ないです。
入院生活では、赤ちゃんと過ごす時間が少ないので寂しい部分はありますが、その分ママは自分の体力回復に専念することができます。
赤ちゃんと母子同室で過ごして感じたメリット・デメリット
私の場合、近所の産院がたまたま母子同室だったというだけで…
とくに母子同室を希望していたわけではありません。
ただ出産前の印象としては、産まれてすぐから赤ちゃんとずっと過ごせるのは
「嬉しい♪楽しそう!」と呑気に思っていたくらいです!
退院するときには、その思いは覆されましたが…笑。
私が感じた母子同室のメリット
- 赤ちゃんと一緒に居られる幸福感
- 自分の好きなペースで授乳ができる
- 退院後の生活イメージしやすく、不安も軽減された
- 来客がきた際に対応しやすい
こんな感じです、詳しく説明します。
赤ちゃんと一緒に居られる幸福感
出産後、ずっとお腹にいた赤ちゃんが身体から離れていくのは、寂しい気持ちになるもので…
母子同室であれば、産後すぐから赤ちゃんと一緒に過ごすことが出来ます。
赤ちゃんが無事に生まれてきてくれた嬉しさと、お腹にいた赤ちゃんが目の前にいるという幸福感。
慣れない赤ちゃんのお世話の辛さの合間に感じることができました。
自分の好きなペースで授乳ができる
母子同室であれば、赤ちゃんがおっぱいを欲しがればすぐに授乳が可能
母乳育児を考えていたので、これが母子同室の1番のメリットだと思います。
赤ちゃんが求めるペースで授乳をすると、それに応じて母乳の出もよくなりますからね♪
退院後の生活イメージしやすく、不安も軽減された
入院期間ほぼ一緒に赤ちゃんと過ごすことで、退院後の生活リズムがイメージしやすい!
また母子同室だと、赤ちゃんのお世話を入院中にマスターできるようになります!
退院後の不安がそこまで強くなかったです。
実際に赤ちゃんと長い時間過ごさないとわからないことあるからね。
入院中に困ったら助産師さんに相談できたのは良かった!
来客がきたとき対応しやすい
自分の両親や親戚がきたときに、母子同室だとすぐに赤ちゃんと面会ができます。
母子別室で新生児室に赤ちゃんを預けていると、時間が決められていたりタイミングが悪かったりと…
気軽に会わせられないところがあります。
そういった点で母子同室であれば、来客の際に対応しやすいです。
私が感じた母子同室のデメリット
- とにかく怖くて不安
- 圧倒的に寝る時間や自分の時間がない
- 体調がすぐれない
こんな感じです、詳しく説明します。
とにかく怖くて不安
初めての出産を終えたあとに、初めての子育てがスタート。
もう、わからないことだらけですよ…(~_~;)
そんな状態で病室では赤ちゃんがと二人きり…
とくに問題なのが、夜中
授乳やおむつ替えをしても泣き続ける赤ちゃんに対して、どうしたらいいのかわからない不安と孤独感
助産師さんに相談にいくも、「眠たくなったら寝るよ!」と言われることもしばし…
なかなか泣き止まないこともあったり…その状態で部屋に戻され、しばらく四苦八苦。
不安でいっぱいでした。
※それ以外の赤ちゃんの身体に関わることや不安なことは、助産師さんに相談に行けば親身になってくれましたよ!
圧倒的に寝る時間や自分の時間がない
1日中、赤ちゃんが息しているのか不安で落ち着いて寝ていられません。
基本、赤ちゃんは寝ている事が多いのですが、寝ているからこそ呼吸確認に余念がなく、私は寝れない。
産院では、ママのお風呂の時間・休息したい時は一時的に、助産師さんに預けられるシステム
けど私の場合、お風呂と長時間のトイレタイムを予想していた時だけは預けていました。
これがダメだった…。
かなり我慢や無理をしていました。
体調がすぐれない
睡眠不足や慣れない育児の緊張からか、ずっと頭がぼんやり…
体調もあまり回復しない状態で退院。
睡眠不足というよりも、同じ部屋で赤ちゃんと過ごすことにひどくプレッシャーを感じていた気がします。
これらの母子同室のデメリットって、まんまの性格の問題じゃない?
もっと違う考えだったら楽だったかもしれないのに!
そのとおりです…。私のような性格の方は母子同室は出来るだけ避けたほうがいいかもしれないね!
無理をしやすい人は、母子同室は避けたほうがいいかも?
個人的に思うのは、自分のペースを守れたり無理をしない人であれば、母子同室でも心配ないかと思います。
こんな人は母子同室にしないほうがいいかも?
- 人に頼るのが苦手
- 何でも自分でやろうとする人
- 無理をする人
何か困っても自分の力でギリギリまで我慢し、無理するような人は母子同室は不向きだと思います。
母子同室であっても身体が辛いときや休みたい時は、新生児室に一時的に預けに行くべきでした。
現にお風呂の際に助産師さんに赤ちゃんを預けに行ったら、新生児室にはたくさんの赤ちゃんが寝ていました!
※ちなみに私の産院は全室「母子同室」です。
他のママは赤ちゃんを預けて休息をとっていたんだね!
他のママたちは、自分の時間を設けるために赤ちゃんを預けて無理のない母子同室ライフを楽しんでいる様子でした。
こんな人なら母子同室に向いている
- 自分のペースを維持出来る人
- 人に上手に甘えられる人
ちからの抜きどころがわかっていて、ママのペースをしっかり確保できる人であれば、母子同室は心配はないと思います。
「睡眠不足だな…」
「ちょっと休憩したいな…」
「退院したら自分の時間ないだろうから、1時間くらい本読みたいな…」
と感じたら助産師さんに赤ちゃんをお願い出来る人は大丈夫!
自分に無理をしないで上手に周りに甘えられる人であれば
そこまで苦痛を感じることなく、「母子同室」で過ごせると思います!
辛くならない母子同室での過ごし方・考え方
赤ちゃんが寝た途端に「何しょう…」と思うことが、しばしありました。
母子同室でママが辛くならない過ごし方や、考え方について私なりにまとめました。
赤ちゃんが寝たタイミングでママも寝る
赤ちゃんはよく寝るイメージですが…そうでもありません。
「なんで寝てくれないの?」と思うこともよくあることです。
赤ちゃんが起きている間、ママは赤ちゃんに集中しているから、思っている以上に精神・体力が消耗します。
赤ちゃんが寝たタイミングで、昼夜関わらずなるべく一緒に寝るようにしましょう!
昼から寝るのは気が引ける…というママであれば、助産師さんに赤ちゃんを気軽に預ける気持ちを持ちましょうね。
赤ちゃんが泣き止まなくても気にしない
とくに初めての出産を迎えたママだと、赤ちゃんが泣き止まないとあたふたしてしまうと思います。
オムツ替えをしても…
授乳しても…
抱っこしても…
何をしても泣き止んでくれない。
「隣の部屋の人に迷惑かけていたらどうしよう」とつい周りを気にしてしまうかもしれませんが…
これはお互い様ですよね?
赤ちゃんは泣くのが仕事、周りの人のことを考えるより
赤ちゃんが安心できる方法や、泣き止むコツなどを見つけることに専念するのが一番です!
私の場合は、廊下やどこかの部屋から聞こえてくる赤ちゃんの泣き声が聞こえたほうが安心した記憶があります。
泣くのは私の赤ちゃんだけじゃない、どこのママも赤ちゃんとこの時間を過ごしているんだ…
と感じることができて、心強く思ったりしていました。
不安や小さな悩みをメモにとっておく
母子同室で過ごしていると、赤ちゃんのお世話とママ自身の休息をとることくらいしか基本やることがありません。
そうなると、色んな不安や悩みが頭に浮かびます。
- 授乳がうまく出来ない
- 母乳の出が悪い気がする
- 寝てくれないときはどうしたらいいのか?
- 退院後の不安
- ママ自身の心のモヤモヤ
などなど…
こういったことは一つ一つメモに取っておいて、時間があるときに助産師さんに相談しましょう。
助産師さんがいつ部屋に来てくれるのかわからない状況で、いきなり来られても聞きたかったことを丸忘れ…なんてことよくあることです。
メモを取り、どのタイミングでも助産師さんに相談できるようにしておきましょう!
ちなみに、出産前の不安や気がかりを解消するのには、先輩ママの話や助産師さん監修している情報誌をチェックすることも大切!!
おすすめは、妊婦さんのための雑誌「妊娠・出産・育児の情報サイト | ゼクシィBaby」
とっても内容が濃いのに、無料でお家まで届けてくれますよ♪
「母子同室は辛い?私が感じた良い点・悪い点・オススメしない人の特徴!」まとめ
入院生活は、赤ちゃんのお世話の仕方を勉強する期間です。
それと同時に、出産で疲れたママの身体を休ませることができる貴重な時でもあります。
とくに退院後ワンオペ育児が待っているママには、産院での時間は休養したり自分のことを考える貴重な時間
母子同室にしょうか迷うとき、まずは…
自分の性格と向き合い、向き不向きを認識してから決めるのがいいと思いますよ!
最後に簡単にまとめると…
☑無理しやすい人や、周りに甘えるのが苦手な人は、母子別室の入院生活がいい!
☑「赤ちゃんと離れたくないし、助産師さんに頼る気満々だから大丈夫!」というママは、大変なことも理解しつつ、赤ちゃんとずっと一緒に居られる母子同室で大丈夫!
この記事で散々、「母子同室」が辛かったと言っていますが…
今となっては赤ちゃんだけの為に過ごした、あの時間は大切な思い出です。
どんな経験でも赤ちゃんとの大切な思い出となり、ずっと記憶に残り続けると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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